躁鬱病の治療方法を知って症状をコントロールしよう

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躁鬱病について

気力がない男性

症状を知る

鬱病を患っている人は日本のみならず現在では世界中にいます。その中でも躁鬱病と呼ばれる病気は近年認知が高まってきています。躁鬱病は、精神状態が落ち込み、やる気がでない、全てにおいて消極的というような鬱病の症状とは大きく異なります。鬱病の場合であれば、気分が下がるのみであるのに対し、躁鬱病はその鬱症状と気分が高揚する躁状態を繰り返し発症してしまう病気になります。気分が上がってしまうとなんでも出来るという気持ちになり、無茶なことをしたり、常にエネルギッシュに動き続けたりします。躁鬱病の場合、特に周りの人への影響も大きい為、その行動によっては社会的生命が脅かされてしまう可能性もあるとされています。気分の落ち込みと気分の高揚を繰り返し続けることによって、自分自身の健康にも障害が出てきてしまう場合もあるので早めの診断、治療が必要となります。

原因は様々

躁鬱病の場合、はっきりとした原因がわかっていませんが、今のところ脳や遺伝子などの身体的部分が原因だと言われています。特に遺伝的なものは大きいと言われており、躁鬱病の親を持つ子どもが躁鬱病を発症する可能性は10倍近いとされています。その他の原因と言われているのが脳の神経伝達物質で、遺伝的なものと神経伝達物質の異常部が合い重なることで発症することも多くあります。また、精神面だけが原因ではない分、どのような性格の人もなりうるのが躁鬱病の特徴でもある為、その時に置かれている環境も原因の1つだといわれています。鬱病の場合と同様に、心理的なストレスが大きい環境に置かれている場合は、周囲の人やかかりつけの医師やカウンセラーに相談することが大切です。

躁鬱病の治療における注意点

躁鬱病は、双極性障害ともいわれる気分障害です。大うつ病エピソードに加えて、躁病エピソードまたは混合性エピソードの既往がある場合と、軽躁病エピソードのみ既往がある場合があります。 90%以上の症例で再発を繰り返し、自殺率はうつ病より高いことに注意が必要です。 躁鬱病のうつ病相において、うつ病と誤って診断され、抗うつ薬を投与されると、躁転したりラピッドサイクリング化(年に4回以上、躁病/軽躁病エピソードまたは大うつ病性エピソードを繰り返す)したりする可能性があります。うつの症状で受診した患者に治療を始める際に、躁鬱病の可能性がないかきちんとチェックすることが重要です。躁鬱病におけるうつ病相とうつ病を混同しないようにしましょう。

うつ状態の人を医療機関に連れて行くときに

身近な人がうつ状態になってしまって医療機関に連れて行く場合、過去に躁病エピソードがあったかどうかを医師に伝えることは重要です。躁病エピソードとは、異常に高揚した、開放的な、または怒りっぽい気分が1週間以上持続するのに加え、過度の自尊心・誇大的思考、睡眠欲求の減少、多弁、注意散漫、快楽的活動への没頭などが存在することです。躁鬱病と診断し適切に治療するためには、そのような躁病エピソードの既往を確認することが必要となります。患者の現在のうつ状態のみを見て躁鬱病と診断・治療することは医師にも困難です。ですから、ご家族など身近な人が、躁病エピソードが疑われる過去を伝えることは、適切な治療に結びつけるために非常に大切なのです。

薬物治療

躁鬱病を回復させるために現在は薬を用いて治療する方法がとられています。これに加えて心理療法を併用することによって、躁鬱病の症状をコントロールすることが可能です。薬にもいくつかの種類があります。

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心理療法

躁鬱病では薬治療に加えて心理療法も行います。基本的には心理教育で患者に病気の理解を深め主体的に治療ができるようにすることを目的としていますが、その他にも様々な心理療法が行なわれています。

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回復に向けて

躁鬱病を回復させるためには、患者1人の力だけではどうにもならないので必ず周りの協力が必要となります。躁鬱病と診断されたら、医師の診断に従ってマイペースで治療に励むと良いでしょう。

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